<< エルフの森 | main | 金木犀香る坂道 >>
くせものたちはへやのすみで
ひとかけら 鍵の言葉が口をつく
君は冗談めかしてはぐらかす
僕は己から剥がしてはぐらかす
その壁はまだ越えてはいけない
手探りで感覚だけ触る

少しの事象に一喜一憂する様は
まるで青い春のようだ
ただの戯れだと分かっている
そうして僕は暇を塗り潰す
だけど嬉しかったり悲しかったりは切実で
いつも通り僕は生きているのだと思う

近接は自然愛着を生むと 分かりきっている
生まれた愛着を嗜好品にする横柄さを
この体の中で持て余している
それでも麻薬のようにやめられない
もう開き直ってしまった

静まり返った 白い蛍光灯の下
広い部屋の隅
君を見ることはせず たわいない言葉を投げる
君も視線をずらして 柔らかい声を放つ
だいたいどうでもよくて
たまにほんの少しの切実が混ざる
どうにも心地良い部屋の隅は
これから幾晩も巡るのだろう

あるだろう激情を 引きずり出してみたくなる
また酩酊に頼りたくなる
臆病で脆弱だからね
踏み切るには 理由と転嫁先がいるんだ

そうやって僕は日がな生きていく
願わくば暫く戯れを見逃して
部屋の隅で遊んでよ


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