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兎の戯言
完全な仮面を被っていたのに
息が少し辛くなって 意図して溶かし始めた
見るもの全てを拒絶するには 少し歳を取りすぎた
完全を求める無為さに気付いたから 僕は少しずつ溶かし始める
そうして僕は少しだけ大人になった
ように見えるかな

本当は君以外に 見せたくなかった
単なる素顔など 取るに足らない
価値を持つのは表現だけ それは僕が一番良く知っている
だから 君にだけしか渡したくなかった
こんな取るに足らない僕は
だけど今横に君がいないから 朝目覚めたっていないから
僕は様々な形で寂しさを表現している
君に気付いてもらうために
僕は声にならない声で 喉を枯らす
のかな

心からの材料は 純粋な表現を生み出す
これがどうしても欲しくて 一番大事な場所を離れた
この材料を用いて とても綺麗な構築物をこの手で
そのためなら 心が潰れようとも惜しくない
そう思おうとしている

君を絞め殺してしまいたくなかった
僕等は各々の足で立つために 暫くの時間が必要だった
何より僕は君に寄りかかるばかりだったから
君のいない空間を知らなければならなかった
僕が生き絶えたとき 君には一人でも生きて欲しい
君が生き絶えたとき 僕はきっと息詰めるだろうけれど
一番長く生きるために 僕と君を生かすために 長く共に在るために
この箱に君を閉じ込めるのを辞めた
のかもしれない

君に渡すには真に素晴らしいものでなくてはならなくて
今の僕にはまだ作り出せなくて
だから少しの間待ってくれないか
もう少しでできあがるから
そうしたら君の隣でまた笑うから
もう少しだけ 時間をくれないか
そうすればもっと素晴らしいものができあがる
そうして僕等はもっと素晴らしい場所へ行くことができる
という夢想

さあどれが本当
それともどれも嘘



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double happiness
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