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凪いだ灰色
高波が去って 凪いだ水面は洗いざらいを流してしまった 魚はおらず 珊瑚はおらず 何もない
まるで全てがなかったみたいに 何もない

嘘みたいだと思う これは幻なのだと
けれど朝が来て 夜が来て 月はそのままの形で そのままの色で 寸分違わず写っている
風すらも吹かず そのままの形で そこには荒廃した美すらない ただ写っているだけ

たった今壊れてしまっても この場所は黙りこくるだけ
何ひとつ動くものはない
何ひとつ息をするものはない
ただしんとした空気だけがあって 僕はそこで氷像のように立ち尽くしている
何もない 目を見開いたまま この体は剥製のように ただあるだけ
それはないのと同じ ここに鼓動はない
|lyrique | comments(0) | trackbacks(0)
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double happiness
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